京都市北部にある山間地域から発信する ものづくり 製作背景 新作情報…
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引越しのお知らせ

 

京都市北部の山間地域にある京北へ移り住み五年目を迎えておりますが、

革材料や製品への湿度の影響から転居を考えておりました。

 

この度ご縁がありまして、陽当たりが良く風通しの良いところへの引越しが決まりました。

移転先は車で5〜10分ほどの距離にあり、今月より引越しを予定しております。

 

仕事面では11月から新居での製作と対応を再開しますが、

引越し作業に伴いメールや電話連絡等が滞ることもあるかと思います。

何卒ご理解をお願い致します。

 

Taku

トモダチ

 

懐かしい友人から 財布の注文が入った

 

かれこれ11年前の夏

 

見知らぬ関東のある町で 開業を決め

 

ひとりゴソゴソと開店準備のDIY作業をしていると

 

学校を終えた小学1年生の男子達5,6人が興味深そうに入ってきた

 

「何してるの?」

「お店を作ってるんだよ。」

 

「何屋さん?」

「財布とかカバンを作る、革のお店。」

 

「これ何の革?」

「これは牛だし、これは蛇。」

 

「すげ〜 すげ〜! これは?」

ってことがきっかけで 頻繁に来るようになった

 

夏は特に楽しく 昆虫のことも彼らから色々教わった

 

 

月日を重ねながら一学年ずつ成長し

 

遊び方も変わっていく彼らと付き合いながら

 

5年目を迎えたところで 僕は関東から京都へ引っ越した

 

その後も 一人の男の子とは年賀状を通じて交流は続き

 

マメな彼のお母さんが メールや手紙で

 

中学 高校への 成長と活躍の様子を知らせてくれ

 

僕も家族や子供達の成長の様子を知らせた

 

 

そして今年の春 web shopから財布の注文メールが入り

 

名前を見てハッとした

 

メッセージには

 

「大学に入学し 財布を持つならTakuさんの作品と決めてました」

 

と 嬉しい言葉が添えてあった

 

11年という月日 少年から大人に向けての時期に

 

親子ほど年の離れた友人が お客さんになってくれた

 

とてもとても 感慨を感じる瞬間でした

 

彼のお母さんのご縁を大切にする姿勢も大変勉強になった

 

自分の子供にも そんなご縁があったらいいな〜と

 

いつか 会って話をしたいです

 

↓下記添付のBlogで財布の紹介をしております

http://blog.goo.ne.jp/k-taku_2006/e/7260181f9e3b396da6432d3f18b7be30

 

Taku

オーダーメイドの対応について

 

ご覧いただきありがとうございます

 

現在オーダーメイドに関する製作対応は

1〜2ヶ月待ちの状態となっております

 

プレゼント等でご相談いただく場面が多くあるのですが

ご注文を頂いた順から優先的に対応しております

 

そして12/9,10に名古屋で開催されますクリエーターズ マーケットへの出展にあたり
www.creatorsmarket.com/

オリジナル作品の製作に専念させて頂きます

 

10,11月の受注は お時間にゆとりを持って

納品させて貰える内容のみ受け付けたいと思います

 

クリスマスプレゼント等でのオーダーをご検討の場合は

早めのご相談をお願いいたします

 

何卒 よろしくお願いします

 

*革工房TAKU*
Tel 080-2434-7514
Mail leather@k-taku.com
URL:http://www.k-taku.com

神具の手直し

私が暮らす地域で 古くから行われてきたお祭りでは

 

長い鉾を各町(集落)ごとに持ってお神輿を先導します

 

長い鉾の先には鈴が下がっており そこから長い幕が垂れており

 

長さも長く とても重たい鉾で

 

鳥居や電線を避けながらの巡行はなかなか難しく テクニックが要ります

 

さらに鈴を鳴らしながら進むため

 

重たい鉾を歩くリズムで揺らし チリンチリンとさせます

 

 

その鉾を腰で支える為の帯が劣化した為

 

革が使用されていることから

 

2年前に補修と新調依頼をお受けしました

 

昔から使われている帯の革は劣化が著しく

 

何の革か? 新品時は何色だったのか?

 

およそ特定が難しく 革の選択に悩んだ末

 

知人より太鼓用のヤギの革を分けてもらい

 

水でふやかして縫つけたものの

 

乾いた状態では 硬すぎて使い辛かった様子でした

 

 

昨年は水を湿らせ柔らかくしたものの

 

水分が鉾と革を滑らして これまた扱い辛い物となってしまいました

 

ようやく使い勝手がわかってきたところで

 

今年は鉾を支える内面に厚みを調整した牛革を縫い付け

 

 

表側には京北で捕獲された鹿をなめした鹿革を縫い付けることにより

 

使い勝手の方を重視することができました

 

 

革にまつわることで相談を受けることは多々ありますが

 

神具の製作は初めてでした

 

自分も祭りに参加しながら 実際に使ってみて感じる感触

 

今回は問題なく使えるのではないかと

 

以前よりは自信を持っての納品です

 

今年は残念ながら 参加できませんが

 

お神輿が無事に収まり 怪我なく祭りが終えられることを願ってます

 

Taku

Leather Mask

オーダー品に オリジナル作品にと

慌ただしく革製品を作り続けるかたわらで

 

自分自身が作っていて楽しくなる作品として

現在2作目となる革製のマスクを製作中

 

ちなみに1作目はペストマスクと

「風の谷のナウシカ」に出てきそうなマスクを

合わせたような作品を製作

 

もともとはバイクに乗る時に使えるようなゴーグルを作っていたところ

イメージが湧いてきて ブレーキが効かず

マスクという形状まで進んでしまった

 

子供も大人も 眺めて かぶって楽しんでくれます

 

 

そして現在製作中の 2作目のマスクのきっかけは

頂き物のカップゼリーを食べていると

レンズに手頃なカップの形状にイメージが湧いてきた

 

ゼリーの味は そこそこに

サッと食べ終え 目に当ててみた

「おっ コレだ!」

 

 

透明なものは自分では作れないし 加工も難しい

何かいつも 物作りのスイッチはONになっている

 

人によって 職種によっては

それが視覚的なものではなく

 

耳から入ってくる サウンドだったり

鼻から入ってくる ニオイだったり

舌で感じる 味覚だったり

手にした 感覚だったり

 

6歳児の息子は食パンの袋の口を束ねる

プラスチック制の淡い水色のクリップを見て

 

「あっ! クワガタだ!」と言い

一人でサクサクと 身の回りにあるもので

親の力も借りず 夏休みの物作りの課題を終わらせた

 

感覚のスイッチの感度は想像力に繋がっている

感覚や直観を 大切にしましょう

 

Taku