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山麓ランドセル 完成そして登校

投稿とご報告が遅れましたが

めでたく小学校の入学式を迎え

それに合わせて手作りランドセルも完成しております

 

片道3,5キロ程(45〜50分)の登下校に慣らすため

春休みを利用して愛知に帰省し ひたすら歩きました

その際にランドセルを背負い 電車で帰省した為

入学時には少々使用感が出ておりました

 

 

A4ファイルがすっぽりと入るサイズに設計したので

昔のランドセルと比べると一回り大きく

一年生の体には大きく感じるサイズ感となりました

 

 

画像では少々見辛いですが

フタを留める金具部分には

規制の金属類は使わず

鹿の角を差し込んでホールド

 

本気の本革をフルに使用した為

馴染むまでには時間がかかりそうで

背負う 下ろすの作業が難しそうに感じられました

少しずつ改善を加えながら

今後のオーダー対応に備えていけたらと思います

また 詳しくご紹介したいと思います

 

Taku

山麓ランドセル制作記 vol,2

息子の小学校入学に向け

少しずつ製作中のオリジナルランドセル

 

今回は背面のパーツの組み立て

シボが大きくて柔らかい牛革(子牛)の革の下には

30mm厚のスポンジ材を挟み

Uの字型に手縫い…

スポンジの厚みが手縫い作業の邪魔をして

これがなかなか難しい

 

 

パーツを重ね合わせ ひたすら縫う

左右対象となるように

しっかり中心と高さを揃え 下穴開け

 

 

長年の使用に耐えられるように

手縫い箇所は革の裏面を削ぎ落とし

段差を設ける事で 糸が摩耗しないように工夫をしてます

パッと見た目では分かりませんが…

 

 

息子の名前「麓」の文字をアルファベット刻印

制作年号とともに

 

 

何しろ初めてのランドセル作り

それもとても身近なユーザーであり耐久モニター

自分の仕事が身近に感じられるのは嬉しい事です

 

Taku

 

山麓ランドセル制作記 vol,1

4月から小学生となる長男

 

6時に起きて7時には家を出るため

 

生活のリズムは一変する

 

「このランドセルが出来上がる頃には小学校に行くんだよ」

 

と この先の入学までの時間をランドセルの進行具合でイメージして貰おうかと…

 

サイズはA4ファイルが入るサイズ

 

本人の希望により黒色レザーに黒色ステッチ

 

サイズを決めて革に墨付け

 

 

革包丁で裁断し 機械で革の厚みを調整

 

 

せっかくなので総手縫いでひと針ひと針手作業

 

ミシン縫いでは作りにくい 手縫いならではの立体デザイン

 

 

作っていくと そこそこの重さとボリューム感に

 

 

しっかりとした丈夫な作りで

 

きっと彼が大人になっても使えるようにと考え

 

リペアしながら長く使って貰おうと思ってます

 

Leather Taku

 

ランドセルの制作

新年度の始まりまで2ヶ月とちょっと

 

4月から小学校に入学する長男のランドセルを自前で行こう

 

そう決めてから1年ほどのプロジェクトがようやくゆっくりスタート

 

自宅から小学校までの道のりは遠く 彼らの足でおよそ45〜50分

 

僕の作るランドセルはきっと重さが出てしまう気がする

 

なので 甥っこのお下がり合皮の軽量ランドセルと併用しながら

 

無理なく使い始めようという事で

 

なるべく丈夫で卒業後も使える物にしようかと思います

 

息子に何度尋ねても黒色を希望

 

父親として 息子に良い物を提供できればと思います

 

 

ひょっとしたら 先の小中一貫校化により指定のカバンになったりして…

 

 

Taku

 

自給 -Self-sufficiency-
Harvest!!



いろいろな野菜が次々と収穫

毎日の食卓にはこれらの野菜を中心に

畑に住むミミズでで釣った川魚 

1頭丸ごと頂いた猪や鹿の肉

物々交換で手に入れた 友人が作ったお米や味噌やお酒

マーケットで買ったものの方が少ない食卓

お陰さまで 我が家の自給率は上昇中です



建築中の工房から出る木材の切りくずを燃料に

拾ってきた資材を使って作った

調理用ロケットストーブ

そのストーブの上では 革をスモーク

工房の建設もこの夏中には完成の予定です
Deer skin -鹿革-
鹿の皮

この冬に友人から貰った事故死の鹿

冬の寒い間 徒歩5分程の沢にひと月程沈めて脱毛

ミョウバンと塩をまぶして腐敗処理

ヤスリで余分なものを排除し

牛から採れるピュアオイルを馴染ませながら手揉み

程よいしなやかさを得る事ができ

初めての革鞣しとしては満足の仕上がり

若干の獣臭が残ったので

着色がてら燻して(スモーク)みてもと思案中

ショルダーバッグでも作ろうかと想像中



明日は田植えに続き

イノシシの解体作業のお手伝い

報酬は猪肉と猪の皮

息子達と一緒に"生命"の勉強会です
革鞣し


大きく感じた鹿も

肉を削ぎ 骨をバラし

残った皮だけをみると

最初に出逢った時の印象と随分違う

若いだけあって 皮はわりと薄めのため

今回は毛を残しての鞣しに挑戦


皮を剥いだ際に裏面に残った肉を削ぎ落し

水できれいに洗い流し

腐敗しないよう 裏面に塩を塗り干す

乾いたら次の行程

また後ほど

鹿の解体
雪のちらつく中

天然冷蔵庫でキンキンに冷えた鹿を解体


よく父親が釣って来た魚をさばいていたので

初めての四つ足動物でしたが

同じ理屈でうまく肉を外すことができました


一頭の鹿から採れる肉で

この冬は十分潤う程の量が採れた


早速 試食

鹿肉は脂が少ないので

ごま油をからめ ハーブと塩こしょうを混ぜて

中火でじっくり焼いてみた

柔らかくて うまい!!

ホットプレートを使って焼いて食べたんだけど

食後 焼き肉の後のニオイと脂が漂う感じは無



今回 解体に使った刃物は

使い込んだ出刃包丁と革細工で使っている革包丁

革包丁はもともと牛刀という名で

本来 牛の解体に使われていたと聞いていたので

こういう機会にと思い 使ってみたが

僕には出刃包丁が相性が良い

細かいところは剣先を使い

筋はかかとで落とす

頭蓋骨や関節を外すのも

軟骨に刃を入れるとすんなり外れた

特別 魚とかわらないかんじでした

さて次は皮の鞣しです


全国的に鹿が溢れてます

是非 お試しあれ
頂くイノチ
友人から一頭のメス鹿が運ばれて来た

何でも野垂れ死んで 間もないんだとか

触ると柔らかく まだ体温を感じる

友人に教えてもらいながら

腹を割いてみると 出血

どうやら車にはねられた様子

生暖かい内蔵を取り除き

皮を剥いで 昨日の夕方の作業はおしまい

外は初雪の降る天然冷蔵庫

今日は精肉のための解体

さらに後日 革鞣しに挑戦



開いた瞳孔 温かい心臓 獣臭 皮 筋肉 身体の作り…

突如我が家に訪れた 一つのイノチ

心構えできないうちに向き合った 一つのイノチ

作業を終え 我に返ると

心に与えたショックを感じ

しばらくの間 頭の中は一頭の鹿に占領され

その鹿がここに至るまでの物語を考えると

なかなか寝付けなかった


なんとも当たり前に肉を食し

鞣された革を使ってもの作りをしていたことか

命も肉も皮も 本来はとても身近な存在

ありがたく感謝して命を頂こう



そんな中 現在話題になっているのが

映画「ある精肉店のはなし」

是非「食」や「命」と向き合ってみてください

旅する種


昨年の冬に尋ねた岡山県の津山

そこでもらった唐辛子を1本畑にまいた

半年たって立派に育った唐辛子を収穫

来年はこの実からまた何本もの唐辛子が採れる

津山から旅立った唐辛子が京北で実る

きっとまたどこかに旅立つんだろう

小さな一粒の種がもつエネルギーは

とても偉大