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神具の手直し

私が暮らす地域で 古くから行われてきたお祭りでは

 

長い鉾を各町(集落)ごとに持ってお神輿を先導します

 

長い鉾の先には鈴が下がっており そこから長い幕が垂れており

 

長さも長く とても重たい鉾で

 

鳥居や電線を避けながらの巡行はなかなか難しく テクニックが要ります

 

さらに鈴を鳴らしながら進むため

 

重たい鉾を歩くリズムで揺らし チリンチリンとさせます

 

 

その鉾を腰で支える為の帯が劣化した為

 

革が使用されていることから

 

2年前に補修と新調依頼をお受けしました

 

昔から使われている帯の革は劣化が著しく

 

何の革か? 新品時は何色だったのか?

 

およそ特定が難しく 革の選択に悩んだ末

 

知人より太鼓用のヤギの革を分けてもらい

 

水でふやかして縫つけたものの

 

乾いた状態では 硬すぎて使い辛かった様子でした

 

 

昨年は水を湿らせ柔らかくしたものの

 

水分が鉾と革を滑らして これまた扱い辛い物となってしまいました

 

ようやく使い勝手がわかってきたところで

 

今年は鉾を支える内面に厚みを調整した牛革を縫い付け

 

 

表側には京北で捕獲された鹿をなめした鹿革を縫い付けることにより

 

使い勝手の方を重視することができました

 

 

革にまつわることで相談を受けることは多々ありますが

 

神具の製作は初めてでした

 

自分も祭りに参加しながら 実際に使ってみて感じる感触

 

今回は問題なく使えるのではないかと

 

以前よりは自信を持っての納品です

 

今年は残念ながら 参加できませんが

 

お神輿が無事に収まり 怪我なく祭りが終えられることを願ってます

 

Taku

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